‘復職支援デイケア(リワーク)のブログ’ カテゴリー
運動プログラム「バレトン」
2021年11月10日
皆さまこんにちは。復職支援デイケア「クローバー」の作業療法士です。
秋も深まり、体調管理により一層気を付けたい季節になってきましたね。
さて、今回は体調管理のポイントの一つである運動について、クローバーで行っているプログラムを紹介します。
毎週水曜日PMは運動プログラムを実施しています。室内でできるゲーム性のある軽スポーツから、しっかりと体を動かすものまで、毎週異なった運動プログラムがあります。その中のひとつとして講師をお招きして『バレトン』を行っています。
バレトンとは?
バレエ、ヨガ、フィットネスを組み合わせた運動。
柔軟性のあるバレエの動きやヨガ、筋トレ、有酸素運動が合わさった動きを行います。
強弱をつけて体を動かし続けるので、しっかりと体を動かし、汗をかけます。



バレエと聞くと女性のしなやかな動きを想像しがちですが、バレトンでは老若男女問わず参加することができます。体の固さも関係なく、体のコンディションに合わせて調整も可能です。
★利用者の声
「いい汗をかける」
「疲れるけど、心地よい疲労感がある」
「たくさん動くことでスッキリする」
「最後のクールダウンでリラックス感を得られる」
など、運動効果を感じて下さっている方が多くいらっしゃいます。
休職をしている方の中には体力の低下や、復職後の体力が持つか心配という方も多くいらっしゃいます。自分で運動を継続するのは大変ですが、プログラムの一環であれば実行するチャンスも増えます。こういった運動プログラムを機に運動や体について考える、行動する機会が増えたら嬉しく思います。
【11月プログラム表】復職支援デイケア
2021年11月6日
皆さまこんにちは。
遅くなりましたが、2021年11月の復職支援デイケア「クローバー」(リワーク)の予定表をお知らせいたします。

竹とんぼ2021
2021年10月30日
皆さん、こんにちは🌞
復職支援デイケア、クローバーの臨床心理士です🍀
今回は、毎年行っている竹とんぼの創作活動についてご紹介します。
クローバーでは、プログラムの一つに創作活動があり、テーマに沿って2ヶ月間取り組みます。ただものづくりをするわけではなく、計画を立てたり、予定通り実行したり、一定の時間集中したり、決まった枠の中で自分の想像したことを形にしたりするなど、様々な観点から仕事をしているときの自分の特徴とつながるヒントを探していきます。
9・10月のテーマが「竹とんぼ」で、期間中は「埼玉竹とんぼの会」の方々に講師として毎回来ていただき、高さを出すためのとんぼや遠心力を増す工夫をしたとんぼなど、数種類作ります。

軸のデコボコ部分をこすることで振動が伝わり、回転運動となります。力加減が難しいですが、回るととても気持ちいいです。
様々な形の竹とんぼを作った後は、広い公園に飛ばしに行きます。その飛ばし会を先日行ったので、その様子もご紹介します♪

飛ばし方も先生方が丁寧に
教えてくださいます。
腕の角度、竹とんぼの位置、手の動かし方
などポイントを押さえて…

何メートル飛んだかも記録し、優勝者には賞状が贈られました🌹


景品も用意してくださいました。 
凝った装飾がとても綺麗です…。
天候にも恵まれ、とても気持ちいい日差しの中での飛ばし会となりました。外に出たことでリフレッシュになったという声も聞かれました。
なかなか自分ひとりでは取り組まないような作業ですが、ものづくりの楽しさから気分転換の種類を増やすことにつながったり、やり遂げることで達成感を味わえたり、学ぶことはたくさんあります。
クローバーでは、他にもたくさんのプログラムを行っています。気になった方はいつでもお問い合わせください🍁
【10月プログラム表】復職支援デイケア
2021年9月29日
皆さまこんにちは。
2021年10月の復職支援デイケア「クローバー」(リワーク)の予定表をお知らせいたします。

みなさま、こんにちは。復職支援デイケア担当の作業療法士です。
クローバーの主要プログラムの1つであるSST(Social Skills Trainingソーシャルスキルトレーニング;社会生活技能訓練)についてご紹介します。
SSTとは…
社会生活を送る上で必要な対人交流場面に焦点を当てたコミュニケーションのトレーニングのことです。
コミュニケーションは私たちの生活や仕事場面で必要となります。対人場面で苦手さや難しさ、ストレスを感じることが誰でも一度はあると思います。 SSTの時間では、そういった場面を取り上げ、 “自分らしさを活かしたコミュニケーション方法とはどのようなものか”、 “どのような工夫をすれば心の葛藤を溜めずにすむのか” …などについて、ロールプレイ(実際にやってみること)を取り入れながら、参加者のみなさんと考え、練習していきます。

クローバーのSSTは3ヶ月1クールで行っており、以下の2つから構成されています。
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・集団SST: 誰もが経験するであろう1つの場面を設定し、参加者みんなでディスカッション及び練習を行う。
・個別SST: 発表者1名が取り組みたい個別の場面を設定し、参加者みんなでディスカッションする。 発表者が練習する。
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今回も9月から新クールが始まり、すでに集団SSTを行っています。参考にこれまでのテーマを簡単にご紹介します。
・初めて会う人との簡単な会話や自己紹介
・休職中の会社への報告
・物事を断る、お願いする
・自分の気持ちを伝える
・伝えにくいことを相談する など
なかなか苦手な場面に取り組むことは容易ではありませんが、リワークではメンバーが同じ境遇や、体験をしていることから少しそのハードルが下がっている面もあるように思います。
何事も一人で取り組まず、ともに考え、協力してくれる仲間がいる環境はリワークならではだと気づかされます。



