復職支援クローバーのブログ カテゴリー一覧

‘復職支援クローバーのブログ’ カテゴリー

みなさん、こんにちは。 復職支援デイケア「クローバー」の作業療法士です。
今月はプログラムとして「集団認知行動療法(集団CBT)」を行いました。内容を紹介いたします。

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<認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy;CBT)とは?>

症状や問題行動を改善し、セルフケアを促進するための心理療法です。 ある出来事に対してどんなことを考えるか(認知)、またどんな行動をとるか(行動)。
その傾向は人それぞれで異なり、その人の習慣となっています。 認知や行動がどのような形をとるかによって、そのあとの気分(情動)に違いが現れます。
また、、身体の反応が現れることもあります。そのため、認知・行動・情動・身体の4つは、密接に関連しており、お互いに影響を与えています。
そして、時に、習慣になっている認知や行動のパターンが、自分自身を辛くさせたり、ストレスをためたりすることに繋がる場合があります(認知・行動・情動・身体反応の悪循環)。 CBTでは、そうしたネガティブに留まってしまう悪循環をターゲットとして扱い、より適応的な、自分を楽にしてくれる認知や行動の習慣を身に付けていくことを狙いとします。 ネガティブ⇒ポジティブに変えるという意味合いではなく、新しい考え方・対処行動のレパートリーを増やし(多様性)、適切に活用できるようになる(柔軟性)ことを目指します。

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「集団CBT」は、複数人のグループで取り組むCBTです。 クローバーでは、火曜のGWTや木曜のSSTと同様に(過去のブログ記事をご参照ください)、集団の場を活かしたプログラムの1つとして行っています。 クローバーの集団CBTでは、職場で起こりやすかった自身の考え方の癖をメンバー同士で発表しあい、各々のパターンを共有しています。 みなさんの発表を聞いていると、「わかる!」といった共感や、「こんな風に考えるのか!」といった発見があったりします。

悪循環を変えていくためにはまず、自分の認知や行動のパターンを知る必要があります。質問紙をもとに自分の認知の癖(考え方の癖)を知っていただきます。

病気の有無にかかわらず、誰にも考え方の癖は存在しています。そこから起こる悪循環を捉え、別の行動や考え方のレパートリーを増やしていくことがポイントです。

考え方の癖を知り、困っていた状況を整理すると、自分のパターンが見えてきます。そのパターンのどこにアプローチすれば状況が変わりそうかという点に着目していきます。
ここで重要なのは環境は思うように変えられないが、自分自身は変えられるという視点を持つことです。(自分自身の認知と行動は変える、選択することができる=認知行動療法と呼ばれる所以です。)

悪循環を変えたい、自分のパターンを変えたいと思っていてもこれまでの自分の考え方や行動がベースでは同じことになりやすいです。そのため、「集団」の力を借りる必要があるのです。
他者の考えや行動を知ることで自分が客観視できたり、自分では考えつかない方法を他者が持っていたり…と新たなパターンのヒントがたくさん見つかるのです。
こういった集団の力をいろんなところで得られるのがリワークの利点の一つだと考えています。

皆さん、こんにちは。クローバーの心理職です♪

先日、日本うつ病リワーク協会が行っている、医療従事者向け研修会に参加してきました。
リワークが誕生することになった経緯や、他のリワーク施設がどんなプログラムを行っているかなど「リワークとは何なのか」を色々な方面から学ぶことができました。

研修内容の一つに、リワークの運営や支援についての検討があり、 参加者で議論しました。参加していたのは医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士など様々でしたが、職種ごとに目を付けるポイントが異なるため、大変勉強になりました。

当院が掲げている6つのポイントの中にも多職種連携があり、

現在 クローバーには看護師、作業療法士、臨床心理士が在籍しております。

利用者の方々の困りごとについて、それぞれの視点から話し合い、どうすれば利用者さんをより良く援助していけるかを日々考えています。

自分に足りない視点を持っているスタッフがいることで、支援の幅も広がるということを改めて感じさせてくれた研修会でした。

みなさまこんにちは。復職支援デイケア「クローバー」の作業療法士です。
寒い日が続いて体調管理が気になる季節ですね。

コロナウイルスとの戦いも長期化しており、当院での感染症対策も情勢に合わせて変容しています。昨年のブログでも当リワークの感染症対策について報告致しましたが、新たな取り組みも取り入れているため、改めて紹介させて頂きます。

皆様が安全安心に当リワークを活用する参考になればと考えております。

〇環境、設備
・常時、窓を開け換気
・サーキュレーターによる空気の循環
・スタッフ、利用者共に飛沫防止のためのフェイスシールド、ゴーグル、マスクを着用
・食事の際は対面を避け、一方向での食事ができるよう座席を調整
・共有物品、共有設備は使用後または定時間で消毒
・入室前の手洗い

〇体調管理
・体調管理表による朝夕の検温、症状有無の確認と記録(利用者、スタッフ共に)
・活動記録表や体重測定、血圧測定による日々の変化と体調の確認、モニタリング

いろいろと制約があり、不便な事もありますが、利用者スタッフ含め一人一人の努力と協力があって、今現在も当リワークが安全に運営できているのだと実感しています。
まだ先は見えないところもありますが、引き続きご理解ご協力を頂けると幸いです。

これから利用を検討している方、見学ご希望の方も基本的には通常通りお受けしております。まずはお電話でお問い合わせいただければと思います。

12月のアロマ

2020年12月21日

皆さん、こんにちは。クローバーの心理士です。
すっかり寒い日々となり、気付けば年末が近付いております。

新型ウィルスの感染対策に追われたり、毎日気が抜けないことと思います。
そこで今日は、心身を温めると言われる精油や季節にぴったりなブレンドを、講師の方の説明とともにご紹介します。

まずは、冬至の香り、柚子です。

冬至は、1年で最も日照時間が短い日ということはご存じかと思います。これは中国の陰陽五行説で表すと、陰のエネルギーが最も高くなる日ということになります。

最も日照時間が短いということで、体を温める食べ物を摂取することが推奨されます。代表的なものが柚子。皆さんも冬至の日は柚子湯に入ったりしますよね。他にも南瓜や小豆を食べると良いようですよ。

柚子は、ストレス性の不調や頭痛、腸の不調・便秘にも効果があるそうです。精油でお腹をマッサージすると腸のぜん動運動が促進され、調子が整います。

続いて、クリスマスケーキの香りです。
ブレンドに使用する精油は、オレンジ・スイート、シナモン、ベンゾインの3種です。

ベンゾインはバニラに似た香りで、「安息香」という和名を持つくらいの甘い香りです。呼吸・肌荒れに効果があると言われています。

体温が1℃上がると免疫力は一時的に5~6倍上がるという説もあります。寒い日は動くことが億劫になると思いますが、季節ならではの精油を上手に使って年末も楽しんでいただければ嬉しいです。

さて、年の瀬が迫ってきていますが、皆さんの2020年はいかがでしたでしょうか。世界的に大変な情勢でしたが、それぞれの1年の中で良いことも含め様々なことがあったのではないかと思います。
いつも見てくださっている方々、関わってくださっている方々、本年もありがとうございました。来年も色々なことをご紹介してまいりますので、楽しみにしていてください!!

学会に参加しました

2020年11月25日

皆さまこんにちは。復職支援デイケア(リワーク)の作業療法士です。
2020年11月21日~23日に日本認知療法・認知行動療法学会が開催され、リワークのスタッフもオンラインにて参加しました。

当院のリワークでは復職に向けて様々なプログラム、ステップを設定し、それらの多くを認知行動療法ベースに構成しています。

認知行動療法とは…
私たちの生活や仕事上での困り事やストレスを認知と行動にアプローチする視点から整理、悪循環を断ち切るヒントを探していく療法です。
認知…物事の捉え方、考え方の癖
     環境や経験、文化、教育等で変化したり、特有化したりします。

学会では復職支援に限らず多分野での認知療法・認知行動療法の実践や事例を聴講、体験できました。
私自身、認知行動療法の考え方で日々の生活や仕事上のストレスが軽くなる経験があり、どの内容も大変興味深いものでした。

個人的には勉強会や研修に参加をすると自分の行動に自身が持てたり、これまでの自分の考え方の根拠となるポイントに気づけることが多く、その後の臨床での自分の考えや行動の幅が広がる認識があります。
これがまさに認知行動療法の効果だなと実感しています。

今回、得た知識を皆様に還元できるよう、自己研鑽していきたいと思います!