アサーティブネスな コミュニケーション

2021年8月31日

皆様、こんにちは!高齢者デイケアの精神保健福祉士です。

今なおコロナ禍が続く中で皆様どうお過ごしいただいているでしょうか。
先日、外部での院内研修で社会福祉援助技術について学ぶ機会があったのですが、その中で特に印象が強かった「アサーティブネスコミュニケーション」について少し紹介をしていきたいと思います。          

「アサーティブネス」というのは相手を攻撃することなく、卑屈になって黙ることもなく、自分の意見や気持ちを相手にしっかりと伝えるためのコミュニケーションの考え方と方法です。1950年代に行動療法の一つとしてアメリカで形作られ、1980年代にヨーロッパ、1990年代に日本に入ってきた、個人コミュニケーションの一つでもあります。
アサーティブネスの基本となるのは「Iメッセージ」になります。
「YOU」「あなた」を主語にして伝えると喧嘩の構造になりやすくなるのに対し、「Iメッセージ」というのは、「私」や「I」という言葉を主語にして否定的な感情を伝えることで、自分自身の状態が相手に透けて見えるために喧嘩の構造に巻き込まれなくてすみ、自分の伝えたい感情が伝えられることができます。
分かりやすくするために例を取り扱っていきたいと思います。

・Y O Uメッセージの場合
「あなたは遊ぶ約束や一緒に旅行に行く約束も平気で破るよね。いい加減にしてくれない?」
では、上記のyouメッセージをIメッセージに書き換えてみましょう。
・Iメッセージの場合
「私は、あなたに予定を合わせて休みを取っているわけだから、急にキャンセルされるのは悲しいな。」
となります。
このようにYOUメッセージとIメッセージを比べてみると、Iメッセージの方が喧嘩の構造に発展しにくく、自分の伝えたい感情が明確に伝えられているかと思われます。

私自身、学生の頃にもアサーティブコミュニケーションについて学ぶ機会があったのですが、日常生活の中でIメッセージを意識しようと心掛けてはいるものの、感情が高ぶってしまい、Y O Uメッセージで伝えてしまうことがあったなと、研修を通して新たに再認識することができました。そのため、今後も医療デイケアで業務を行っていく中で、アサーティブコミュニケーションだけに限らず、研修での学びを日々の業務でも活かせるように、これからも精進していきたいと思います!