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集団認知行動療法(集団CBT)のご紹介

2019年3月20日

みなさん、こんにちは。
本日は、クローバーのプログラム「集団認知行動療法(集団CBT)」についてご紹介させて頂きます。

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<認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy;CBT)とは??>

症状や問題行動を改善し、セルフケアを促進するための心理療法です。
ある出来事に対してどんなことを考えるか(認知)、またどんな行動をとるか(行動)。
その傾向は人それぞれで異なり、その人の習慣となっています。

認知や行動がどのような形をとるかによって、そのあとの気分(情動)に違いが現れます。
認知・行動・情動の3つは、密接に関連しており、お互いに影響を与えています。
そして、時に、習慣になっている認知や行動のパターンが、自分自身を辛くさせたり、ストレスをためたりすることに繋がる場合があります(認知・行動・情動の悪循環)。
CBTでは、そうしたネガティブに留まってしまう悪循環をターゲットとして扱い、より適応的な、自分を楽にしてくれる認知や行動の習慣を身に付けていくことを狙いとします。
ネガティブ⇒ポジティブに変えるという意味合いではなく、新しい考え方・対処行動のレパートリーを増やし(多様性)、適切に活用できるようになる(柔軟性)ことを目指します。
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「集団CBT」は、複数人のグループで取り組むCBTです。
クローバーでは、火曜のGWTや木曜のSSTと同様に(過去のブログ記事をご参照ください)、集団の場を活かしたプログラムの1つとして行っています。

クローバーの集団CBTでは、職場で起こりやすかった自身の考え方の癖をメンバー同士で発表しあい、各々のパターンを共有しています。
みなさんの発表を聞いていると、「わかる!」といった共感や、「こんな風に考えるのか!」といった発見があったりします。
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そのあと、今回は「べき思考」のケースを取り上げ、他にどんな考え方ができるか、どんなふうに考えられるとイライラやモヤモヤを低減できるか、アイデアをみんなで出し合いました。
たくさんのアイデアが出ましたね!
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・出来事に対して様々な視点をとれること
・考え方によって、少し笑えたり気分が穏やかになったりすること
・そうして気持ちに余裕が出れば行動パターンにも変化が出ること
などなど…。様々な気づきがあったのではないでしょうか。

”新しい経験(今回は集団CBT)を通して”、
”新たな考え方や行動を獲得し”、
”自身のバージョンアップへ繋げる” 機会となっていましたら幸いです。

集団プログラムには、以下のようなメリットがあります。
・他者の力を借りてあらゆる視点から検討できること
・他者の体験や発言を自分にあてはめて互いに学び合えること
・良い部分を互いにフィードバックしあい皆で楽しく取り組めること

1人でやるにはなかなか難しい課題も、仲間の力を借りることで取り組みやすくなります。
興味を持たれた方がいましたら、ぜひ一度見学にお越しくださいませ。