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障害福祉について

2021年9月28日

こんにちは。大宮すずのきクリニック 高齢者デイケアの精神保健福祉士です。
今月初め、コロナ禍の東京パラリンピックが終わりましたね。
今回は、「障害福祉」の法律について触れたいと思います。

日本の福祉制度に関する法整備は、次の順で行われました。
①身体障害者:1949年 身体障害者福祉法
②知的障害者:1960年 精神薄弱者福祉法
      (※現、知的障害者福祉法。制定当時の表現を使っています)
③精神障害者:1995年 精神保健福祉法
それぞれ、戦後、高度経済成長、障害者基本法の成立といった出来事があり制定されました。

障害者基本法では「障害者」の定義が、
①身体障害者
②知的障害者
③精神障害者
④その他の心身の機能の障害がある者
とされ、障害者に関する法律や制度の基本的な考え方が定められています。

このほかにも障害福祉に関する法律はあります。興味のある方は調べてみて下さい。法律はとっつきにくい…という方は、歴史から入ってみるのも良いいかもしれません。

ちなみに、当院は精神科です。
患者さんやその家族がよりよい生活を送るためにどうすればよいのか、一緒に考えていければと思っています。
当院でどんなことをしているのか、気になる方はホームページをご覧ください。

露草です。俳諧では蛍草と呼ばれます。
朝気が付くと道端の草に朝露がついているのを見かけるようになりました。
だんだんと季節が変わっていくのを感じますね。

皆様、こんにちは!高齢者デイケアの精神保健福祉士です。

今なおコロナ禍が続く中で皆様どうお過ごしいただいているでしょうか。
先日、外部での院内研修で社会福祉援助技術について学ぶ機会があったのですが、その中で特に印象が強かった「アサーティブネスコミュニケーション」について少し紹介をしていきたいと思います。          

「アサーティブネス」というのは相手を攻撃することなく、卑屈になって黙ることもなく、自分の意見や気持ちを相手にしっかりと伝えるためのコミュニケーションの考え方と方法です。1950年代に行動療法の一つとしてアメリカで形作られ、1980年代にヨーロッパ、1990年代に日本に入ってきた、個人コミュニケーションの一つでもあります。
アサーティブネスの基本となるのは「Iメッセージ」になります。
「YOU」「あなた」を主語にして伝えると喧嘩の構造になりやすくなるのに対し、「Iメッセージ」というのは、「私」や「I」という言葉を主語にして否定的な感情を伝えることで、自分自身の状態が相手に透けて見えるために喧嘩の構造に巻き込まれなくてすみ、自分の伝えたい感情が伝えられることができます。
分かりやすくするために例を取り扱っていきたいと思います。

・Y O Uメッセージの場合
「あなたは遊ぶ約束や一緒に旅行に行く約束も平気で破るよね。いい加減にしてくれない?」
では、上記のyouメッセージをIメッセージに書き換えてみましょう。
・Iメッセージの場合
「私は、あなたに予定を合わせて休みを取っているわけだから、急にキャンセルされるのは悲しいな。」
となります。
このようにYOUメッセージとIメッセージを比べてみると、Iメッセージの方が喧嘩の構造に発展しにくく、自分の伝えたい感情が明確に伝えられているかと思われます。

私自身、学生の頃にもアサーティブコミュニケーションについて学ぶ機会があったのですが、日常生活の中でIメッセージを意識しようと心掛けてはいるものの、感情が高ぶってしまい、Y O Uメッセージで伝えてしまうことがあったなと、研修を通して新たに再認識することができました。そのため、今後も医療デイケアで業務を行っていく中で、アサーティブコミュニケーションだけに限らず、研修での学びを日々の業務でも活かせるように、これからも精進していきたいと思います!

こんにちは。高齢者デイケアの作業療法士です。

8/19(木)に夏祭りを開催しました。

コロナ禍でまだまだ外出が難しかったりお祭りも中止が続く世の中ですが、感染症への対策をしつつ、夏を感じられる1日になるよう工夫して行いました。

太鼓の演奏会と体験会、オリジナル夏グッズ作りや特別メニューの昼食・おやつ、花火鑑賞会などなど1日を通して夏を満喫できるイベントでした。

職員のワクチン接種が終了し、デイケアご利用者様のうち、現在80%以上の方が、今月中にワクチン接種を終える予定となっております。感染防止対策として利用者には、いくつかのプログラムを我慢して頂きながら、1年以上が経過してしまいました。

が、悪いことばかりではなく、代わりに立ち上げた新プログラムは、いずれも人気プログラムとなっています!!

これからも感染対策を継続しつつ、制限していたイベントや実習生の受け入れ等を、徐々に再開していければと考えております。

コロナに加え、猛暑との戦いが続く毎日ですが、オリンピック選手や大谷投手の活躍と、皆様の笑顔を励みに、前進していきたいと思います。

こんにちは。大宮すずのきクリニック高齢者デイケアの作業療法士です。

5月より、2つの新しいプログラムをスタートしましたのでご報告です!

・新プログラム① 「工作」  実施日:第2・第4土曜日

工作は、身の回りのものを使って様々な作品を作るプログラムです。 初回はビー玉とペットボトルのキャップを使ってゲームを作成しました! カラフルで素敵な作品ができました。お孫さんとも遊べますね♪

・新プログラム② 「ちぎり絵」  実施日:第1・第3・第5土曜日

初回はクレマチスの花のちぎり絵を作りました。ちぎり絵をするのは初めてという方ばかりでしたが、皆様集中して取り組まれ、綺麗に仕上げられていました。

今後も大宮すずのきでは、利用者様に楽しんで頂ける新しい活動をどんどん取り入れていきます!